起きて新聞を読み、天気も良いので、趣味？の日の出を見に行くことにした。
構図的には、手前に岩などがあった方が良いが、
今回は逆に何にもない、高萩の万葉の道の崖から見ることにした。
万葉の道の崖に着くと、まったくといっていいほど雲がなく、波も静かだった。
漁船がときどき通っていく。
水平線から太陽が昇ってきた。ときどき、カメラのシャッターを押す。
いつもは、構図やズームをどの程度にするかを考えながら見ているが、
雲も岩も何にもないので、無心な状態で眺める感じだった。
大げさにいうと、厳粛な敬虔な気持ちになり宗教的な感覚を持った。
日の出ではなく、「御来光」だった。
太陽が昇るとたいていすぐにハレーションを起こすので、
波に反射する光と太陽を撮れなくなるが、今回は起こさなかったので、
それをきれいに撮ることができた。
太陽への道がありそれを通っていくと光輝く太陽に通じている・・・
パソコンで写真を確認してみると、太陽が出きったすぐ後に、
太陽の下に少し反射したようになっているのに気がついた。
調べてみると、「だるま朝日」だった。
なかなか見られない現象のようで、非常に運が良かったようだ、
ただ、実際に見ているときはわからなかったが。
