サントリーホールに、ハンガリー放送交響楽団(小林研一郎指揮)を聴きに行きました。
チェロ協奏曲
2楽章の後半が聴き所でしょうか、歌うような演奏が良かったと思います。
アンコール:鳥の歌(カザルス)
素晴らしい気持ちが入った演奏でした。
この曲は、カザルスの国連での演奏を、若いときにテレビで見て感動したのを覚えていますが、
今回は無伴奏なので少し印象が違いましたが、とにかく感動的な演奏でした。
*ちなみに、ららら♪クラシックで去年の7月下旬にカザルスが放送されましたが、
その高橋克典さんが私の前列左側に来ていました。
交響曲8番
金管が、後半になるにつれ、迫力がありいい感じでした。
2楽章はドラマチックな演奏で、4楽章はとても楽しく聴けました。
アンコール
1)ハンガリー舞曲第5番
テンポをとても自由に変えての個性的な演奏でした。
(正直なところ、あまり好きな演奏ではありません。)
2)交響曲8番4楽章の最後の部分
もう少し前のトランペットがある部分からが良かったと思いましたが、
それでも迫力を楽しめました。
思いがけない出来事。
休憩に入り、交響曲8番がそろそろ始まるかな、と思っていると、
右側の2階席にTVカメラを持った人達がスタンバイ。
アナウンスが「上皇・上皇后様・・・」と。
少し待っていると、上皇ご夫妻がご来場。
!!! みんなで拍手で。(家内は大興奮です。)
アンコールの演奏の前に、小林研一郎が上皇ご夫妻にご挨拶。
終了し、上皇ご夫婦が手を振られ、しばらくみんなで拍手。
非日常のなかで、さらに思いもかけない出来事でした。